「気虚」とは、体内の元気パワーが足りない状況ということでした。
また、気虚は疲れやすかったり、風邪を引きやすかったりもしますが、
・脾(消化器系)が弱い人が多い
・血虚(血が足りない)であることが多い
・肌のたるみが気になる人が多い
・冷え性で、食後に眠くなる人が多い
・舌の両側に歯型がある
・花粉症の人が多い
ということもあるそうです(まさにわたしのこと
)。
特に、肌のたるみは、顔用ローラーでコロコロもいいですが、
気を補ってあげると、ヒュッと上がることを実感します(これホント
)。
気を補う漢方薬(例えば、補中益気湯や衛益顆粒など)を飲むという方法に加え、
日頃の食養生でも補うことができます。
気を補う食べものとは?
高麗人参、牛肉、鶏肉、卵、もち米、米
えび、栗、くるみ、山芋、きのこ(中でも‘しめじ’)
うなぎ、里芋その他芋類、豆、かぼちゃ、にんにく、シナモンなど
中でも即効性があるといわれているのは、
高麗人参、牛肉、えび、うなぎ
※高麗人参は、血圧を上げる作用があるそうなので、高血圧の方はご注意ください。
食べもの以外の養生
・早寝早起き(充分睡眠をとる)
・激しい運動や、冬は身体を冷やす運動をしない
・運動は、ウォーキングや呼吸法を取り入れたヨガや気功が良い
・朝ごはんを抜かない(食事は腹8分)
・おへそから指2本分下にある「気海」のツボを押す など
・・・と書くのはカンタンですが、実践するとなるとムズかしい
わたしは特に、早寝ができません。お正月の夜更かしがクセになってしまい、
今でも気づくと24時を過ぎていることも...。
詳しくは「血」の時に書きますが、
人間のカラダは
<22〜2時>の4時間に寝ていることが大切なのだそうです。
この時間帯に血は肝臓に戻り浄化され、また全身を巡ります。(肌もぷるぷるに
)
逆に、この時間帯に寝ていないと、血は汚れたまま全身を巡るそうなのです。
自分の体質を知るっていいな〜と思います。
それを知っていれば、無理をしなくなったり、何より自分のカラダを大切に思うようになるから。
女性は35歳を過ぎたら、少しずつホルモンの分泌が減ったり、
何もしていなくても、気や血が減ってくると言われています。
なので、10代や20代の頃と同じ過ごし方をしていたら、自分では大丈夫なつもりでも、
知らず知らずの内に、カラダに負担をかけてしまっているかも知れません。
「未病(病気でもなく健康でもない状態)を防ぐ」
未病になる前に、自分で自分のカラダの声を聞くことができる。
元々の体質に関係なく、自分のカラダと仲良くつきあっていく。
そんな生き方をしていきたいな〜と思っています。